静岡のニュースポータルサイト

職域接種への申請49件に…「安心できる環境にしたい」 街では…「中小企業は難しい」「何社かで一緒にできないか」 静岡県

2021年06月15日(火)  

 ワクチン接種について、職場での接種が広がり始めています。全国では、全日空に続き、日本航空も14日から職場での接種を開始しました。国際線のパイロットと客室乗務員、およそ190人がワクチンを接種したということです。企業や大学などによる職域接種の申請は、すでに2200会場を超え、およそ1000万人分にのぼるということです。

 静岡県によりますと、県内では14日までに49件の申請があり、対象者はおよそ15万人にのぼっています。申請の大半は企業によるもので、複数の会場で接種を行う企業もあるということです。

須藤誠人アナウンサー(田子重 登呂田店 焼津市):「企業ごとにワクチン接種を行うことができる職域接種。県内でもその動きが進んできています。その一つがこちら、スーパーを展開する田子重です」

 県内12店舗、およそ1400人の従業員がいる、スーパー田子重。今月8日、職域接種の申請を行いました。

田子重 総務部 関根龍一マネージャー
「従業員が安心して働ける環境を作るところで、どういうふうにやるのか分からないけど、まず申し込んでみようというところからです」

 田子重ではパートやアルバイトを含む、すべての従業員とその家族に接種ができるように準備を進めています。社員から「家族と一緒に打ちたい」という声が多かったそうです。

田子重 赤坂広奈さん
「接客なので、どうしても気を付けなければいけないと思っている。ちょっと安心して働くことはできるようになる」

 しかし、職域接種の申請にあたっては苦労した部分も。

田子重 総務部マネージャー 関根龍一さん
「あらかじめ接種する人数とか時期、どこで打つのかという会場。それらが決まっていないと、なかなかスムーズにはいかない応募フォームでした」

 田子重では、本社のある焼津市内のクリニックに依頼して会場と打ち手を確保。希望する従業員に対して、7月中の接種完了を目指しています。職域接種ではモデルナ社製のワクチンを使い、接種開始は来週24日の予定ですが…。

田子重 総務部マネージャー 関根龍一さん
「実際に(ワクチンが)来るかはちょっとまだ厚労省の方からお返事がないので、いつ来ますよというのは分からないけど、そこに向けては準備しています」

 それでも、取材を終えた15日午後にはワクチン保管用の冷凍庫が届きました。従業員のワクチン接種を速やかに終えたい企業にとって、期待は大きいようです。

田子重 総務部マネージャー 関根龍一さん
「まず従業員を守るというか、安心できる環境にするということで、接種をしていく流れになりました」

Q.それが来てくださるお客さんたちにも?
A.「そうですね」

街では 「中小企業なので…」

 来週21日から始まる職場でのワクチン接種に街の声は―

富士市民 20代 通信業
Q.会社でワクチンの職域接種をする予定はありますか?

A.ワクチン接種というのはまだ聞いてないです。

磐田市民 30代 エンジニア
「(職域接種は)予定してないです。やってもらえるなら希望者としてはありがたいとは思うんですけど」

 職場での接種の予定がないという回答がほとんどでした。やはり、1000人以上とされる職域接種の規模が影響しているようです。
静岡市民 40代 サービス業
「私が勤める会社も大企業でないものですから、中小に勤めている方が全般的に言えば多いと思いますので、そういった会社さん同士を抱き合わせて、接種体制を、逆に県なり市なりで整えていただけたらありがたいなとは思います」

吉田町民 30代 アパレル業
「うちの会社も従業員が500人ちょっとくらいしかいないので、なかなか中小企業だと厳しいのかなと思う。話を聞くと(予約が)取りづらかったり、いろいろ面倒があるという話も聞くので、できれば会社でやっていただけたらありがたい」

< 前の記事            次の記事 >

その他のニュース

ページ上部へ戻る