静岡のニュースポータルサイト

【新型コロナ】ワクチン集団接種 富士・富士宮で加速の動き

2021年06月10日(木)  静岡放送
6月10日は県内で新たに39人が新型コロナウイルスに感染したと発表され、静岡市ではクラスターが新たに発生しました。県内では、集団接種を加速させるための取り組みが各地で広がっています。

 新たな感染者を自治体別に見ますと浜松市で13人、静岡市で11人などとなっています。静岡市は市内35例目のクラスターが発生したと発表しました。クラスターが確認されたのは静岡市駿河区にあるカラオケスナック「びぎん」です。これまでに、客などあわせて7人の陽性が確認されています。
 <菅義偉首相(9日・党首討論>「今年の10月~11月にかけて (ワクチン接種が)必要な国民、希望する人、全てを終える」
 政府が新型コロナ対策の「切り札」として推進するワクチン接種。この接種を加速させるカギとみられているのが「職場接種」です。富士宮市は10日、中小企業の職場での接種を支援するため、相談窓口を設置すると発表しました。
 <須藤秀忠富士宮市長>「職域接種は、64歳以下のワクチン接種完了を早める上で、有効な手段である」
 政府は、1000人規模の企業や大学などでも6月21日からワクチン接種を始める方針を示し、県内では、8日から申請の受付が始まっています。しかし、産業医がいない中小企業は打ち手の確保や、接種の調整が難しいなど課題が多くあります。午後には早速、富士宮市の中小企業の組合が相談に訪れました。
 <富士宮鉄工団地協同組合 金子建太郎理事長>「職域接種をやることで、地域全体のワクチン接種が円滑に進むように」
 この組合では、所属する12の企業の従業員やその家族、あわせて1000人規模への職場接種を急ぎたい考えです。
 <富士宮鉄工団地協同組合 金子建太郎理事長>「(職域接種したいが)自分たちだけでは足りない。市の協力を得られることは非常に力強い」
 ワクチン接種の「打ち手」となる医療従事者を確保するため、歯科医師への実技研修も始まりました。富士市内で県が初めて開いた研修会には富士市と富士宮市で開業している歯科医師39人が参加しました。参加者は講師の実演を見たあと、シミュレーターを使って筋肉注射の練習をしました。口の中への注射とは勝手が違い、戸惑う場面もありました。
 <研修を受けた歯科医師>「難しかったです。触ったことない領域というのが一番怖かったです」「打ち手が一番問題だと思うので、打ち手が増えるほど早くワクチン接種が進むと思う」
 研修を受けた医師は今後、県が実施する大規模接種や「打ち手」が不足している市や町の集団接種に協力します。

6月10日 SBSテレビ「ORANGE」放送
#オレンジ6
< 前の記事            次の記事 >

その他のニュース

ページ上部へ戻る