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4連休に複雑 営業再開の釣り施設の隣には土砂置き場 熱海土石流

2021年07月22日(木)  テレビ静岡
東京オリンピックの開催にあわせ祝日が移動したことで、22日から4連休です。観光が主要産業の熱海では、土石流で被災した人たちに思いを寄せながら、前を向いて観光客を迎えています。

22日昼過ぎ、熱海駅近くの商店街は多くの人が歩く姿が。

ひもの磯也・小林雄人社長 「急に(人が)すごい出てるなと感じます。通常の週末に比べると、ちょっと少ないかもしれないです」

観光客 「来ることで間接的にでも何かのお役に立てればなという気持ちはありますよね」

被害の出ていなかった宿泊施設などでもキャンセルが相次ぐなど、観光業全体に大きな影響が出ている中で迎えた4連休。商店街の人たちは被災した人たちに思いを寄せながら、前を向いていきたいと話します。

ひもの磯也・小林雄人社長:
「色々ありますけど、観光地ですから対策を気をつけながら前を向きながら、商売はしていきたいなと思いますね」

杉養蜂園熱海店・中西雛子副店長:
「熱海としては復興を目指して、たくさんの人に感染対策をした上で遊びに来てくれたらいいなと思っています」

土砂が流出した伊豆山港から約2キロ離れた「熱海港海釣り施設」は、22日から営業を再開。発生翌日から休業していたこの施設では、駐車場はいまも自衛隊の野営場所となっています。再開にあたっては熱海市からの要請もあり悩んだ末の決断でした。

熱海港海釣り施設・安田和彦理事長:
「(市は)もっと前に開けてくださいと。さすがに私が『もうちょっと待ってよ』と。でも夏休みだし、いつまでも閉めているのもどうなのかなというのがあって」

再開初日の22日午前中には家族連れなど約40人が訪れていました。

一方、今後懸念されるのが台風シーズンの2次災害です。高波が護岸を超えることもありますが、施設のすぐ横の広場は土砂の仮置き場となっています。管理棟として使われている移動式のトレーラーハウスに被害が出るおそれがあるといいます。

熱海港海釣り施設・安田和彦理事長:
「あんまり向こうまで移動しちゃうと、ここの土砂がみんなくると、これが多分埋まっちゃうと思う。でも移動しないと波で(トレーラーハウスが)やられちゃう」

被災者の生活の再建、そして街の賑わいを取り戻すために、どう設計図を描いていくのか。県や市には様々な対応が求められます。
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