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富士宮市 企業と被災時用にトイレットペーパー優先供給の提携協定(静岡県)

2021年10月15日(金)  静岡放送
災害時、水や食料と同じように欠かせないのはトイレットペーパーです。「紙のまち」富士市の製紙会社が災害時に連携するために富士宮市と協定を結びました。

<富士宮市 須藤秀忠市長>「大規模な災害時はやはり他の自治体や事業所からの救援が頼りになります」
 富士市の製紙会社と富士宮市が10月15日、災害時に備えて協定を結びました。発災後、地域に行き届かない恐れがあるトイレットペーパーなどの紙製品を優先的に富士宮市に供給することになります。県が実施している防災用品に関する意識調査によりますと、「トイレットペーパーとティッシュ」の備蓄は上位にありますが、3割強がまだ備えられていない課題も見えてきます。
 富士市のコアレックス信栄です。水や食料と同じようにトイレットペーパーも備えてほしいと話します。
<コアレックス信栄 佐野仁取締役専務執行役員>「こちらが備蓄用のトイレットペーパーを作っているところになります。芯なしで紙ゴミが出ないトイレットペーパーです。通常のトイレットペーパーの2.5倍の長さを持っております。これは強く、なおかつ、やわらかさを残したままとなっております」
 長さが大きな売りの「備蓄用トイレットペーパー」。4人家族で1カ月、通常60m巻のロールを約15ロール消費すると言われていますが、備蓄用トイレットペーパーは、1ロール150m巻と通常の2.5倍の長さがあるので、同じ量を使っても6個で済みます。保管スペースを半分に抑えることが可能になりました。さらに芯の部分にも細かい工夫があります。
<コアレックス信栄 佐野仁取締役専務>「この芯には特徴がありまして、ギザギザの部分の山のところにだけ、のりが付いております。その関係で最後まで使うことができる。もう1つは、ギザギザにすることで横からの力を分散できますので、芯がなくても、しっかりこの形状が保てるというようになっております」
 しなやかながら形が崩れないように仕上げました。
<コアレックス信栄 佐野仁取締役専務>「災害等があった場合には、常日頃から備蓄品トイレットペーパー等を備えておいていただくことによって、避難生活、また避難場所の一時的な待避、これが安心していただけるのではないかと思っております」
 自治体との協定締結はこれで5例目となります。
<富士宮市 須藤秀忠市長>「毎日欠かすことができないものだから市民にとってありがたい」
 被災したときでもトイレットペーパーをどう確保するか、企業と自治体の連携が進んでいます。
#オレンジ6 10月15日放送
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