静岡のニュースポータルサイト

藤枝のオリーブ観光農園 地域おこしに不可欠な外部の知恵と経験

2021年11月30日(火)  静岡放送
藤枝市では現在、オリーブ観光農園を核にした新たな街づくりプロジェクトが進められています。この地域おこしで求められているのは外部のノウハウ。地元の知恵と合わせることで新たな形を生み出す狙いです。

 <ガーデニングカウンセラー 岡井路子さん>「これ実は古木のオリーブと言って、300年経っているオリーブなんですよ」
 近年、耕作放棄地の活用に悩まされてきた藤枝市仮宿地区。現在、その土地を活用し観光オリーブ園を中心にした街づくりの最中です。この場所には外部の人たちの知恵と経験が集められています。
 仮宿地区でのオリーブ栽培を提案したのは静岡市のクレアファームです。今回のプロジェクトには多様な価値観を取り込みたいと話しています。
 <クレアファーム 西村やす子代表>「オリーブの栽培のノウハウはできている。今までの知見やネットワークを街づくりに昇華させて地元の人を巻き込んで、面白い農業を核にした街づくりに藤枝を持っていきたい」
 藤枝のオリーブ観光農園には東京の有名シェフがプロデュースするカフェを作ることが決まっています。オリーブを中心にしたこれまでにない街づくり。西村さんたちの持つ視点を地元の人たちにどう理解してもらうかがプロジェクトの大きな課題です。
 <クレアファーム 西村やす子代表>「ここにある食材で、ここにいる人たちで、ここでしか体験できないものをどう生み出していくのか」
 実際にどうやって地域おこしをするのか、最後に決めて、実行するのは地元の住民です。
 <地域住民>「ここ風が強いから、建物は気をつけなきゃいかんよ」
 プロジェクトが進むにつれ住民同士の話し合いも増えていきました。
 2021年のオリーブの収穫には地元の住民も参加しました。話し合いや体験を重ねることでどこか他人事だった観光農園の事業が自分事に変化しています。
 <地元住民>「こうやっていろんな作物に変わることで期待ができる」「反対する人もいたが、みんな協力してこんな大きいところがこれから活性化していくのは楽しみ」
 住民と一緒に造るのはオリーブだけではありません。
 <ガーデニングカウンセラー 岡井路子さん>「皆さんの知恵を出し合いながら、やってよかったじゃんねと」
 この日は国内のガーデニングの第一人者、岡井路子さんを招き、新たなプロジェクトの第一歩を踏み出しました。オリーブ園の周りに彩りを加えるため野菜、ハーブなどが採れる癒しの庭園を地元の人たちと一緒に造ろうと計画しているのです。
 <ガーデニングカウンセラー 岡井路子さん>「しょうもない荒れた土地が、また行きたい場所になったら、このヒントがこの中に盛り込まれたらいいよね」
 街づくりのために地域の外から持ち込まれた小さな実が持つ大きな可能性。それをどこまで実らせられるかは地元の熱意にかかっています。

11月30日 SBSテレビ「ORANGE」放送
#おれんじ
#オレンジ6
< 前の記事            次の記事 >

その他のニュース

ページ上部へ戻る