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静岡県警の新たな取り組み 車の高齢者講習で特殊詐欺の動画放映

2022年01月13日(木)  静岡放送
県警は1月13日、2021年1年間に県内で確認された特殊詐欺の件数は373件、被害金額は約7億6800万円にのぼると発表しました。前の年を大幅に上回る被害を記録した特殊詐欺を減らすため、県警は高齢者が集まるある場所で新たな取り組みをスタートさせました。

<寺坂元貴記者>「静岡市葵区の自動車教習所です。待合ロビーでは県警が作った特殊詐欺防止のPR動画が流されています」
 昼過ぎの自動車教習所。ロビーでは、お年寄りたちが特殊詐欺の手口などを説明する県警のPR動画を見つめていました。
<静岡県自動車学校 望月裕正さん>「高齢者が免許更新をする際に高齢者講習を受けなければなりません。そのために多くの高齢者が来ている」
 75歳以上のドライバーが免許を更新するためには、高齢者講習を受ける義務があります。この講習を受ける人は県内に約13万人いますが、特殊詐欺の被害者と年齢層が一致します。
<県警のPR動画>「介護保険料の…」「ATMコーナーに行くことは…」
 一方で、県警の動画はこれまでユーチューブにあげてきましたが、観てほしい人たちに届いていないのが実情です。
<高齢者講習を受ける人>「だいぶ前だが、息子名乗る電話があった。おかしかったけど、知り合いにもかかってきた」
 すでに身近な犯罪となってしまった特殊詐欺。この現状を訴えるためには、高齢者に動画を見てもらえる環境が必要だったのです。
<県警生活安全企画課 杉本俊一管理官>「特殊詐欺の被害にあった人のほとんどは特殊詐欺は知っていたが、自分には関係ないと思っていた。(こういった場面お借りして)1件でも被害少なくしたい」
 特殊詐欺を防ぐための動画は、県内42の自動車教習所で放映されることが決まっていて、県警はこの取り組みを通じて詐欺の被害を減らしたい考えです。
#オレンジ6 #おれんじ 1月13日放送
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