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長引く緊急事態に観光業・宿泊業 危機的状況(静岡県)

2021年09月13日(月)  静岡放送
9月13日から延長された緊急事態宣言。県民からはあきらめにも似た声が聞かれます。

 緊急事態宣言の延長が決まり、初めて迎えた週末。静岡市中心街の人通りはまばらでした。一方、静岡市内の公園は遠出ができない中、せめて近所でと考える家族連れなどでにぎわっていました。
<公園を訪れた人>「外でせいせいと遊ばせてあげられないので、夕方、人が少なくなった時に公園に行ったりして、密を避けるようにしています。コロナが収まってこないと(宣言が)解除されても心配なので」「子どものストレス、子どもの生活が一番かわいそうに思う」
 宣言の延長に頭を抱えるのが観光地です。夏場、天然クーラーを楽しむ人でにぎわう浜松市の竜ヶ岩洞。
<観光客>「結構ひんやりしていました」
 しかし、2021年の客足はさっぱりだったといいます。
<竜ヶ岩洞 忠内一洋所長代理>「去年に比べると6割(減)。やはり緊急事態宣言が出てから人出減りました。(換気はどうなっていますか?)竜ヶ岩洞は小さな支道がたくさんあって外までつながっていて空気の流れは大変よいです」
 換気などの対策は徹底できている自負がありますが、宣言の延長は追い打ちだったといいます。
<竜ヶ岩洞 忠内一洋所長代理>「(延長を)止めていただければ助かったかな。シルバーウィークが来週始まる。そこも皆さん来れないということになるので、だいぶ痛手になると思っている」
 さらに危機的な状況なのが宿泊業です。伊豆長岡温泉で110年続く老舗旅館もギリギリのところで踏ん張っています。
<福狸亭小川家 鴨下記久枝さん>「いまこちらのお部屋は4〜5名様でご家族連れの方、お友達とかでお使いいただいておりますけれども、こちらのお部屋の方でうちは(料理の)お部屋出しをしておりますので」
 さらに贅沢なお風呂は、一度に入浴できる人数を制限するなど館内のあちこちで徹底した感染症対策をとり、客を出迎える準備をしています。しかし。
<福狸亭小川家 鴨下記久枝さん>「毎日(予約が)1組とか2組とかということで、休業せざるを得ない所まできているのかなっていう」
 それだけに、希望者のワクチン接種が完了する11月をめどに政府が実施する行動制限の緩和には大きな期待を寄せています。
<福狸亭小川家 鴨下記久枝さん>「繁忙期といわれる時に、自粛制限が出てしまうようなことがずっと起きている。我々の業界としては一番お客様が動く時期なので、そこに制限がかかってしまったら、生きていく術がなくなってしまうぐらい業界的には瀕死の状況に落ち込んでいるので、1日でも早く緩和策を出していただきたい」
#オレンジ6 9月13日放送
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