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緊急事態宣言 静岡県内でも“夕食難民”増

2021年09月14日(火)  静岡放送
9月末まで延長された緊急事態宣言の影響で、静岡県内では飲食店の時短営業が続いています。店が早く閉まることで、ある人たちが思わぬ影響を受けています。

 緊急事態宣言が延長された初日の9月13日夜、静岡市の田辺市長自ら街なかを歩き、不要不急の外出を控えるよう呼びかけました。
 <田辺信宏静岡市長>「2つあげるよ。特別だよ。今月はちょっと気をつけてもらって。来月から飲食店も開くようにね」
 <若者>「楽しみですね」
 緊急事態宣言に伴い、県内では酒類を提供する飲食店に対し休業、それ以外の飲食店は午後8時までの時短営業が要請されています。この要請が続くことで、飲食業界に加え、こんな人たちも大きな影響を受けています。田辺市長が夜回りをするちょうどそのころ、仕事を終えた男性が職場の県庁から出てきました。
 <県職員 岩崎裕貴さん(27)>「(Q.夕飯はどうするんですか?)夕飯は基本いつも外食。最近は全然食べてないので。コンビニか、空いていればスーパー。ほとんど空いてないのでコンビニが主」
 独身の岩崎さん。これまではもっぱら、仕事帰りに街なかの飲食店で夕食をとっていたそうです。しかし、仕事が終わるころには、どの店も閉まっていて食事ができない。こういった「夕食難民」と呼ばれる人が急増しています。
 <岩崎裕貴さん>「やはり準備中ですね。ここはよく寄る行きつけのラーメン屋の一つ。(Q.本当は温かいものを食べたい?)あるものを食べるというよりも、お店の人が作ってくれた方が温かみを感じる。本当にやってないんですね」
 結局、この日の夕食はコンビニで済ませることにしました。
 <岩崎裕貴さん>「(Q.何を買った?)サラダチキンとパスタ。健康に気をつかってコンビニではサラダを買うようにしている。テイクアウトがある店がもっとあれば」
 岩崎さんのような「夕食難民」の受け皿となっているのがテイクアウトの店です。こちらの弁当店では夕方6時ごろから晩ごはんを買う客で店内はにぎわいます。
 <客>「夜遅くだと頼ることが多い。できたての商品が多いのでおいしい」「(店に来ることが)増えた。テイクアウトの店をネットで探していくようになった」
 平日の売り上げのピークは午後7時ごろ。前回、緊急事態宣言が出た時は客が減ったそうですが、今回はむしろ売り上げが伸びているといいます。
 <天神屋広報部 鈴木実里マネージャー>「105%に増えた。夕方5時から8時台のお客さんが増えている。レストランなどで食べられなくなったお客さんが来ている。できたてのどんぶりやお弁当を手作りで出している」
 思わぬ形で浮き彫りとなった夕食難民の実態。いつになれば時間を気にすることなく温かくておいしい食事を楽しめる日がくるのでしょうか。

9月14日 SBSテレビ「ORANGE」放送
#オレンジ6
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