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証言・新型コロナ後遺症の実情 若い世代が長期間苦しむ例が多数(静岡県)

2021年09月16日(木)  静岡放送
新型コロナに感染し、療養を終えた後の患者の多くの人に後遺症が現れています。働き盛りの若い人に多く、長引く後遺症に悩まされています。

<新型コロナの後遺症に悩む20代の男性>「自分の体に何が起きているか分からない、このまま治らないんじゃないかなという不安感はあった。いつまでこの生活が続くんだろうと」
 県東部に住む20代会社員の男性です。2021年1月、新型コロナに感染しました。男性は軽症で自宅療養をしていましたが、保健所の健康観察期間が終わったあとも起き上がれないほどの倦怠感や動悸・頻脈などが続きました。
<新型コロナの後遺症に悩む20代の男性>「仕事はもちろん行けない、家にいても立ち上がってトイレや部屋に行くちょっとした動作があるときつかった」
 長引く後遺症に仕事は休職、日常生活もままならない状態でした。
<新型コロナの後遺症に悩む20代の男性>「ずっと治っていない。熱だけ下がっていって、それ以外(倦怠感や動悸・頻脈)が全部残ったのが、ずっと悩まされたところ」
 2021年5月に開設された県内唯一のコロナウイルス後遺症外来です。取材した男性も通院しています。
<共立蒲原総合病院総合診療科 土田知也医師>「20代から50代の働き盛りの患者が多い」
 後遺症の症状は倦怠感や息苦しさのほか、睡眠障害や脱毛などがみられ、確立された治療法は見つかっていません。現在は、症状に合わせた薬や治療を行っています。土田医師は後遺症になるリスクを下げるために鍵となるのがワクチン接種だといいます。
<共立蒲原総合病院 土田知也医師>「ワクチンを打つことで後遺症になる確率がかなり減る。感染してしまっても重症化は防ぐことができるし、後遺症にもなりにくい。ぜひ(ワクチンを)打ってほしい」
 患者の中には1年以上後遺症に苦しんでいる人もいて、多くが「先行きが不安」と嘆いています。
<共立蒲原総合病院 土田知也医師>「いかに早く後遺症に気付いて治療していくかが大事」
 男性は後遺症外来で動悸や頻脈などに合わせた薬の処方を受け、症状は少しずつ改善しています。後遺症にならないためには、なによりもまずコロナにかからないこと。ひとりひとりが感染対策を徹底することが求められます。
#オレンジ6 9月16日放送
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